1 とくにご注意いただきたいこと
コンタクトレンズやケア用品をご使用の前には、必ず製品に添付されている説明書をよく読み、表現や内容でわからないところがあれば、必ず眼科医に相談し、よく確認してからご使用ください。
製品に添付されている説明書は大切に保管してください。
コンタクトレンズは眼に直接のせて使用する「高度管理医療機器」です。コンタクトレンズやケア用品の取扱方法を誤ると、角膜潰瘍などの重い眼の障害につながることがあります。また、治療せずにそれを放置すると失明してしまうこともあります。コンタクトレンズを安全に装用するために、必ず注意事項をよく読み、眼科医の指示に従い、正しい取扱方法を守ってください。
装用時間を正しく守る。
装用時間には個人差があります。眼科医から指示された時間内で使用し、眠るときは必ずはずしてください。
連続装用をご希望される方は、眼科医にご相談ください。
取扱方法を守り、正しく使用する。
レンズやケア用品の取扱方法を誤ると眼障害につながることがあります。レンズやケア用品、とくにレンズケースは、常に清潔に保ち、正しい取扱方法を守ってください。
定期検査は必ず受ける。
自覚症状がなく調子良く装用していても、眼やレンズにキズがついたり、眼障害が進行したりしていることがあります。異常がなくても眼科医に指示された定期検査を必ず受けてください。
少しでも異常を感じたら、直ちに眼科医の検査を受ける。
レンズをつける前に、毎日、ご自分で目ヤニや充血がないか、またレンズをつけた後も、異物感などがないかを確認してください。少しでもこれらの異常を感じたら装用を中止し、すぐに眼科医の検査を受けてください。
破損などによる不具合があるレンズは絶対に使用しない。
装用前にはレンズの破損など不具合がないかを必ず確認し、不具合が認められたレンズは絶対に装用しないでください。異常のあるレンズを使用すると、眼障害につながることがあります。
装用中にレンズが破損したら、直ちに眼科医の指示に従う。
万一、レンズが装用中に破損した場合は、直ちに装用を中止し、異物感や痛みなどの自覚症状がなくても、速やかに眼科医の検査を受けてください。装用中にレンズが破損した場合、眼障害につながることがあります。
2 レンズをつける前に
![]() 鏡を見て自分の眼をチェックしてください。 |
![]() 爪は短く切り、丸くなめらかにしてください。 |
![]() 手を石けんでよく洗ってください。 |
![]() レンズの取り扱いは、落としても見つけやすく、汚れにくい清潔な場所で行ってください。 |
3 コンタクトレンズのチェックと取扱方法
![]() レンズの持ち方 人差し指、中指、親指で軽く包むように持ってください。
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![]() レンズを取り出す方法 人差し指と親指の腹でホルダーをはさむようにして軽く押さえ、レンズを取り出してください。 |
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![]() レンズを落としたとき 人差し指の先を水で濡らし、レンズに軽くふれ、真上に持ち上げるように拾い上げてください。
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4 レンズのつけ方
![]() 1 指にのせる 利き手の人差し指の先にレンズをのせます。
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![]() 2 両手で眼を開く 利き手の中指で下まぶたを下げ、もう一方の手の人差し指で上まぶたを上げます。
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![]() 3 レンズを黒眼にのせる 両眼でまっすぐ鏡を見たまま大きく眼を開け、レンズを黒眼の上に静かにのせます。
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![]() 4 指をはなす レンズを黒眼にのせたら、押さえている指をゆっくり離し、軽く眼をとじてレンズを安定させます。そしてレンズが黒眼の上に正しくのっているかどうかを鏡で確かめます。 |
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5 もう一方の眼も同様にレンズをつけます。 |
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![]() 6 手で左右の眼を交互に隠し、左右の見え方を確認します。 |
![]() 1 指にのせる つける眼と反対側の手の人差し指の先にレンズをのせます。
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![]() 2 片手で眼を開く 鏡を見ながら、もう一方の手の親指と人差し指で眼を大きく開けます。
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![]() 3 レンズを黒眼にのせる 両眼でまっすぐ鏡を見たまま大きく眼を開け、レンズを黒眼の上に静かにのせます。
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![]() 4 指をはなす レンズを黒眼にのせたら、押さえている指をゆっくり離し、軽く眼をとじてレンズを安定させます。そしてレンズが黒眼の上に正しくのっているかどうかを鏡で確かめます。 |
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5 もう一方の眼も同様にレンズをつけます。 |
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![]() 6 手で左右の眼を交互に隠し、左右の見え方を確認します。 |
5 レンズのはずし方
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爪や指先が直接眼にふれないようにしてください。眼に直接ふれると、眼がキズつくことがあります。 |
![]() 1 レンズを確認する レンズが黒眼にのっていることを確認し、鏡を見ながら両眼をレンズより大きく開けます。 |
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![]() 2 手を眼の下におく レンズをはずす眼と反対側の手のひらを眼の下におき、はずれたレンズを受け止める受け皿にします。 |
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![]() 3 目尻に手をあてる レンズをはずす眼と同じ側の手の人差し指で目尻を押さえます。眼をできるだけ大きく開きます。 |
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![]() 4 まばたきをする 眼を大きく開けたまま、人差し指で目尻を耳側やや上方へひっぱり、軽くまばたきをします。
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![]() 5 レンズを確認する はずれて落ちるレンズを手のひらで受け止めます。
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◎レンズがはずれにくい場合は・・・
目尻が下がっている場合 | 上まぶたを少し上げ気味にして、真横か耳側斜め上にひっぱります。 |
目尻が上がっている場合 | 目尻に指を立てて添え、できるだけ目尻に近いところから 目尻を真横にひっぱります。 |
目尻の引き方が悪く眼が細くなっている場合 | 眼を大きく開いた後、その状態のまま横にひっぱります。 |
上下両方のまぶたを押さえずに 片方のまぶたしか押さえていない場合 |
上下両方のまぶたを押さえ、同時にひっぱります。 |
引っ張る方向が悪い場合 | 真横またはやや斜め上に向かってひっぱります。 |
まばたきのタイミングが早すぎる場合 | まばたきは、目尻を横にひっぱった後に行います。 |
![]() 1 レンズを確認する レンズが黒眼にのっていることを確認します。 |
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![]() 2 手をまつ毛の生え際におく 鏡を見ながら、両手の人差し指を上下のまぶたのまつ毛の生え際におきます。 |
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![]() 3 レンズを固定する 下側の人差し指で下まぶたを軽く押さえ、レンズが下がらないように固定します。 |
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![]() 4 レンズをはずす(はじき出す) 上まぶたの先端をレンズのふちにひっかけ、上まぶたでレンズをはじき出すようにしてはずします。
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![]() 5 レンズを確認する はずれて落ちるレンズを下側の手のひらで受け止めます。
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![]() 1 レンズを確認する レンズが黒眼にのっていることを確認します。 |
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![]() 2 手をまつ毛の生え際におく 鏡を見ながら、両手の人差し指を上下のまぶたのまつ毛の生え際におきます。 |
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![]() 3 レンズを固定する 上側の人差し指で上まぶたを軽く押さえ、レンズが上がらないように固定します。 |
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![]() 4 レンズをはずす(すくい出す) 下まぶたの先端をレンズのふちにひっかけて押し上げ、下まぶたでレンズをすくい出すようにしてはずします。
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![]() 5 レンズを確認する はずれて落ちるレンズを下側の手のひらで受け止めます。
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◎レンズが一度ではずれない場合は・・・
●いったん指を離し、数回まばたきをしたり、人工涙液型点眼薬を点眼したりしてから、もう一度最初からやり直してください。
![]() |
人工涙液型点眼薬の使用については、眼科医の指示に従ってください。 |
●はずす指が濡れていると、すべってうまくはずせませんので、水分をよく拭き取ってください。
●スポイトを使用するはずし方もあります。
●どうしてもはずれない場合は、水道水を満たした洗面器に顔をつけ、水の中でまばたきをすると、レンズがはずれます。
6 レンズがずれたときの直し方
レンズがずれたとき
レンズが眼の奥へ入ってしまうことは絶対にありません。あわてずにレンズがどこにあるかを確かめてください。指先を直接レンズにふれて戻すと、角膜にキズをつける場合がありますので絶対にしないでください。
![]() 1 レンズの位置を確認 ずれた方向と逆の鼻側に鏡を持ち、眼を大きく開け、顔は正面に向けたまま、横目で鏡を見ます。 |
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![]() 2 まぶたを押さえる 人差し指の先で目尻(まぶたのふち)を押さえ、レンズがそれ以上隠れないように止めておきます。 |
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![]() 3 黒眼を移動させてレンズを戻す 顔は動かさず、鏡に映った眼を見ながら、黒眼がレンズのところまでくるように鏡をゆっくり耳側まで動かすと、レンズは黒眼に戻ります(黒眼がレンズの下に移動します)。
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![]() 1 レンズの位置を確認 ずれた方向と逆の耳側に鏡を持ち、眼を大きく開け、顔は正面に向けたまま、横目で鏡を見ます。 |
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![]() 2 まぶたを押さえる 人差し指の先で目頭(まぶたのふち)を押さえ、レンズがそれ以上隠れないように止めておきます。 |
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![]() 3 黒眼を移動させてレンズを戻す 顔は動かさず、鏡に映った眼を見ながら、黒眼がレンズのところまでくるように鏡をゆっくり鼻側まで動かすと、レンズは黒眼に戻ります(黒眼がレンズの下に移動します)。
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![]() 1 レンズの位置を確認 ずれた方向と逆の下方に鏡を持ち、眼を大きく開け、顔は正面に向けたまま、下目で鏡を見ます。 |
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![]() 2 まぶたを押さえる 人差し指の先で上まぶたを押さえ、レンズがそれ以上隠れないように止めておきます。 |
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![]() 3 黒眼を移動させてレンズを戻す 顔は動かさず、鏡に映った眼を見ながら、黒眼がレンズのところまでくるように鏡をゆっくり上方まで動かすと、レンズは黒眼に戻ります(黒眼がレンズの下に移動します)。
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![]() 1 レンズの位置を確認 ずれた方向と逆の上方に鏡を持ち、眼を大きく開け、顔は正面に向けたまま、上目で鏡を見ます。 |
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![]() 2 まぶたを押さえる 人差し指の先で下まぶたを押さえ、レンズがそれ以上隠れないように止めておきます。 |
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![]() 3 黒眼を移動させてレンズを戻す 顔は動かさず、鏡に映った眼を見ながら、黒眼がレンズのところまでくるように鏡をゆっくり下方まで動かすと、レンズは黒眼に戻ります(黒眼がレンズの下に移動します)。
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7 装用スケジュール(終日装用の場合)
レンズがずれたとき
レンズが眼の奥へ入ってしまうことは絶対にありません。あわてずにレンズがどこにあるかを確かめてください。指先を直接レンズにふれて戻すと、角膜にキズをつける場合がありますので絶対にしないでください。
初回装用時
レンズの装用時間には個人差があります。個々のスケジュールについては、眼科医の指示に従って徐々に慣らしていってください。
※連続装用をご希望される方は、スケジュールが異なりますので、眼科医にご相談ください。
装用を中止した場合
眼科医の検査を受けてから、指示に従って装用を開始してください。眼障害のために装用を中止した場合は、必ず眼科医の指示に従い、再装用の許可が出てから装用してください。
8 定期検査(終日装用の場合)
調子良く装用していても、レンズにキズや汚れがついていたり、眼に合わなくなっていたり、また、気づかないうちに眼障害が発生していたりすることがあります。定期検査は、眼障害の早期発見やレンズについたキズ、汚れを確認するための大切な検査ですので、必ず受けてください。
※連続装用をご希望される方は、検査の時期が異なりますので、眼科医にご相談ください。
9 コンタクトレンズのケア
レンズをはずした後は、必ずレンズケアを行ってください。使用可能なケア用品については、眼科医の指示に従ってください。間違った使用方法は、十分な効果が得られないばかりでなく、眼障害などの原因になりますので、使用説明書をよく読み、正しいレンズケアを行ってください。
※ケア用品はエイコー社製ケアを推奨しており、以下の説明ではその製品に基づき説明しております。
![]() 石けんで手指をきれいに洗います。 |
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![]() レンズをはずす前に、レンズケースの中にハードクリアモイストケ アを8分目まで入れます。 |
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![]() レンズをはずした後、ハードクリアモイストケアをレンズの上に数滴落とし、指の腹で こすり洗いします。
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![]() ヌルヌルした感じがなくなるまで、水道水で十分にすすぎます。
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![]() レンズを左右間違えないようにレンズケースにレンズを収納し、よく振り4時間以上保存します。 |
![]() 石けんで手指をきれいに洗います。 |
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![]() レンズをレンズケースから取り出し、水道水でよくすすぎます。
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![]() 指にレンズをのせ、レンズをつけます。
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●レンズケースはきれいに洗浄し、乾燥させてください。
●また、6ヶ月~1年に一度は新しいケースに交換してください。
●一度使用した溶液は再使用しないでください。